汗が止まらないよー!その汗ほうっておいて大丈夫?原因を症状別に解説

  • 2019年11月29日
  • 2019年11月30日
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ワン、ツー。ワン、ツー。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ただいまフィットネスゲームにはまっているさやかです。
汗もダラダラかいています。

でも中には運動もしていないのに、汗をかいてしまう方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

今回はダラダラかく汗の原因について調べてみました。

 

かく汗の種類

汗にも種類があるのをご存知でしょうか。

 

温熱性発汗

暑いときや激しい運動をしたときにかく汗です。体温を調節するように指令を出すことで全身からじわっと汗を流します。この汗には体温を下げる効果があります。

 

精神性発汗

恐怖、緊張、興奮などの強いストレスを受けたときに瞬時にかく汗のことです。これは脳や全身を冷やすだけでなく、闘争や逃避で筋肉を使う準備を兼ねています。

 

ただし手のひらや足の裏の発汗には体温を下げる効果はほとんどありません。これはサルだった時代にうまく枝をつかむためのなごりだからです。

 

味覚性発汗

辛いものを食べるときに汗をかきますよね。あれのことです。この味覚性発汗の役割ははっきりしていません。

 

一説によると辛さを口の中の温度が上がっていると脳が勘違いしていて冷やそうとしているのでは、と言われています。

 

薬剤性発汗

病気の治療のために服用している薬が原因で汗をかくことです。

 

汗が出る原因 多汗症編

たくさん汗が出る原因として、多汗症という病気が挙げられます。気温がそれほど高くなく、体を激しく動かしていないのに、異常に発汗してしまう症状のことです。

 

多汗症の分け方

多汗症は、汗の出方と原因別でそれぞれ分けることができます。

 

まずは汗の出方から。主に2つに分けることができます。

背中や足、腹部に大量の汗をかく場合は全身性多汗症と呼ばれています。もう1つは手のひらや足の裏、脇の下などある一部からたくさんの汗が出る、局所性多汗症です。

 

人数の割合は局所性多汗症が90パーセントと圧倒的に多く、全身性多汗症はわずか10パーセントと言われています。

 

次は原因ごとに分かれます。

他の病気に合併して起こる多汗症は続発性とされます。反対にとくに悪さをしている臓器がなく原因がわからない多汗症は原発性と言われています。

 

原発性局所多汗症の種類

ここでは人数の多い、原因がわからず部分的に大量の汗をかく原発性局所多汗症についてご説明したいと思います。

 

まずは原因となり得る環境から。

 

精神的要因によるもの

発汗恐怖症とも呼ばれています。

 

ストレス、緊張、不安を感じると交感神経(こうかんしんけい:自律神経の1つで日中に優位になることが多い緊張状態の神経)が優位になり、汗腺の働きを活発にします。

そのため、交感神経が敏感な人ほど多汗症になりやすいとされています。

 

食生活の乱れによるもの

辛いものや熱いものを、食べたり飲んだりすると汗が出るのは当たり前ですが、過剰になると味覚性多汗症と呼ばれる多汗症になってしまいます。

 

ほかにも肥満気味の人は、多汗症になりやすい傾向にあります。それ以外にも、タバコのニコチンやコーヒーのカフェインなどは、過剰に摂取すると発汗が促されます。バランスのとれた食事やニコチン、カフェイン摂取の減量が大切となります。

 

手掌(しゅしょう)多汗症

緊張した時だけでなく普段から手のひらに汗をかいてしまいます。自律神経と深くかかわっているため精神的な疾患、うつなどが原因で起こることもあります。

 

 

足蹠(そくせき)多汗症

足の裏に普段から汗をかいてしまう多汗症です。足の裏がぬれている結果水虫やしもやけになりやすくなってしまいます。

 

精神性緊張のほかにも、慢性関節リウマチの可能性があります。

 

顔、頭部にかく汗

シャワーを浴びたあとのように汗で髪がぬれている、汗でメイクが落ちてしまう人たちがそうです。

 

直接的な原因は自律神経の乱れなどです。更年期障害が原因である可能性も考えられます。パーキンソン病では、全身の汗が減る代わりに顔の汗が多くなります。

 

補足 多汗症の程度
・軽度 手は汗で湿っているものの、光の反射を利用しないとよくわからない。
・中等度 手のひらの汗ばみがはっきり見えるが、滴るほどではない。
・重症 手のひらに水滴ができ、汗が滴る状態。手を握って開くと水滴が滴り落ちる。

 

汗が出る原因 多汗症以外の病気編

汗が大量に出る病気はいくつもあります。ここではそんな病気を紹介していきたいと思います。

 

甲状腺機能亢進(こうしん)症

甲状腺という臓器から、ホルモンが過剰に分泌されます。それが原因でたくさんの汗をかくようになります。この病気を治すには代謝内分泌内科というところに通うのがおすすめです。

 

更年期障害

ホルモンの急激な減少により、自律神経が不安定になる病気のことです。近頃では女性だけでなく男性でも「更年期障害になった」という方がいらっしゃるようです。

 

更年期障害には全身の倦怠感、不眠、めまい、頭痛などの身体的な症状のほかにも落ち込む、イライラするといった精神的な症状もでてきます。

そんな身体的な症状の中に多汗があります。この症状のせいで汗をかく量が増えます。

 

治療は婦人科、男性なら泌尿器科に通うのがおすすめです。

 

感染症

菌やウイルスに感染すると発熱、倦怠感とともに多汗になることがあります。

感染症には様々な種類があり、風邪もその内の1つです。

 

症状は様々ありますが、内科に通うことが多いでしょう。

 

褐色細胞腫

左右の腎臓の上を覆うようにある副腎という小さな臓器に、カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの総称)が過剰に作られてしまう病気です。

 

多汗のほかにも高血圧糖尿病頭痛などを引き起こすことがあります。

治療は代謝内分泌内科になります。

 

補足
・アドレナリン:ホルモンの一種。興奮させる、緊張させる役割がある。
・ノルアドレナリン:アドレナリンと同じように興奮させる、緊張させる役割がある。ただし怖い体験をするとこちらが先に分泌される。
・ドーパミン:意欲、運動、快楽に関係していて、気持ちよかったり心地よかったりすると分泌されるホルモン。

 

 低血糖

血糖値が70mg/dL以下になることです。冷や汗、手の震え、心拍数が増加する、顔面蒼白といった症状が出ます。

こちらの治療は内科が主となります。

 

悪性リンパ腫

リンパ組織から発生した悪性腫瘍の総称で、大量に汗をかきます。

治療は血液内科になります。

 

まとめ

大量の汗をかくということは、病気の可能性が高いとおわかりいただけたでしょうか。

 

・多汗症の可能性がある。
・多汗症にも程度がある。
・多汗症以外の病気の可能性もある。

 

 

多汗症か、それ以外の病気かどうかは、素人には判断がしづらいかと思います。不安なときは、病院を受診するのも1つの手段かと思われます。

 

ただ、もしも汗が大量に出る以外に動悸、呼吸が苦しい、咳が出るなどという症状が出ていたら迷わず病院に行ってくださいね。

 

それでは私はもう1度?フィットネスゲームをしてきます。
それワン、ツー。ワン、ツー。