ブリッジの臭いに困っている人必見!臭いが出る原因とその対策

  • 2019年12月30日
  • 口臭
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突然ですが「ブリッジ」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。体操のブリッジ。「橋」の英語訳。はたまたテレビドラマだったりするかもしれませんね。

今回取り上げるのは、「橋」にものすごく近いもの。歯科治療に使う「橋」である「ブリッジ」です。

ブリッジ使用者の中には、その臭いに悩まされている方も多いのではないでしょうか。ブリッジは取り外ししませんから、丸ごと洗浄、なんてこともできません。

ではずっと臭いまま、さらには臭くなっていく一方なのでしょうか。自分でも気づく臭いは、周りにはもっと臭く伝わっているといいます。考えてみると怖いですよね。

ですが心配はいりません。この記事では「ブリッジ」を使用している方に多い悩みである「臭い」の理由、対策まで、しっかりとお伝えしちゃいます。

 

ブリッジとは何か

ブリッジとはその名の通り「橋」になっている義歯のことです。たとえば下あごに健康な歯・歯のない箇所・健康な歯と並んでいれば、それは山・谷・山となっていますよね。その谷を越えて山と山を「橋」渡しするのが「ブリッジ」なのです。

具体的には、冠・義歯・冠の形をしており、健康な両側の歯を削って冠をかぶせることになります。入れ歯と違い歯に引っ掛ける針金がないため見た目もよく、冠部分は天然の歯を削った部分にセメントで接着するため、いちいち取り外す必要もありません。天然の歯のように扱えるということです。これは助かりますよね。

ブリッジには下記のように、いくつかの種類があります。

  • すべて白いセラミックでできており、金属を一切使用していないオールセラミック
  • セラミックにレジンを配合したハイブリッドセラミック
  • 金属のフレームを使用しているメタルボンド
  • 金属のフレームに白い硬質レジンを使用しているレジン前装冠
  • 金合金やプラチナの合金を使用した金銀パラジウム合金

オールセラミックは金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使うことができそうですね。

ブリッジが臭い理由

さて、そんなブリッジですが、取り外しできないところが思わぬ弊害を生み出していたりします。それは臭いが発生してしまう可能性があるという点です。

入れ歯であればまるごと洗浄できたりしますよね。しかしブリッジは天然の歯に近い存在です。天然の歯のように、いえそれ以上に掃除をせねばなりません。ブリッジそのものは虫歯になりませんが、冠をかぶせた箇所や周りの歯を虫歯にしてしまう危険性が高くなるからです。

ブリッジは本来、歯のない箇所に義歯が隙間なくぴったりと、歯茎に少し埋まるくらいの状態になっているのが理想です。ですが義歯が歯肉から離れていたり、歯肉との隙間が大きい場合は歯垢や食べかすがその部分に残ってしまいます。周りの歯とブリッジの間に高さがある場合にも、歯垢がつきやすくなります。

ではここで問題です。この「歯垢」が何を指すのか、ご存知でしょうか。実は、食べかすの総称などではないのです。

 

歯垢とは何か

「歯垢」という言葉はよく聞かれると思いますし、みなさんご存知かと思います。「歯の垢」、文字そのままですよね。しかしそれは細菌のかたまりを指すということ、ご存知でしたか?

歯垢は「プラーク」とも言います。このプラークは、食べものの残りかすを栄養とする細菌が繁殖したもので、白くねばねばしています。食後8時間程度でできるといわれており、1グラムあたり500種類以上の細菌から成り、その細菌は1,000億個以上いるというのです。歯を磨かないことで、口の中には細菌がたまっていくというわけです。

臭いニオイは、ここから発生してしまいます。

というのも、プラークに含まれる細菌は、硫化水素やメチルメルカプタンなどの臭いガスを作ってしまうからです。硫化水素のニオイは、温泉ガスの臭いだと思ってくれればいいです。温泉は私も好きですが、温泉ガスの臭いはちょっと苦手なんですよね。口の中からあの臭いがしているのだと思うと、悩む気持ちはよくわかります。

また、先程紹介したレジン前装冠には歯垢が付きやすいという特徴があります。加えて吸水性があるため、歯垢の有無にかかわらず、それそのものが臭いの原因になってしまう可能性があります。

 

ブリッジの臭い対策

プラーク除去

臭いの元がプラークならば、それを取り除いてしまえばいいわけです。しかしプラークをうがいでとることは、残念ながらできません。粘着性が高く、水に溶けないからです。プラーク除去には、デンタルフロスや歯間ブラシを用いることが基本になります。

ブリッジの磨き残しが多い場所もあります。気をつけて磨いてみてください。

ブリッジに多い磨き残し箇所

  • 義歯と歯茎の間
  • 義歯と両隣の歯の連結部
  • 両隣の歯の冠と歯肉の間

デンタルフロスの使い方については、こちらの記事が詳しいです。是非ご一読ください。

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ブリッジの取り替え

個人差もありますが、一般的なブリッジの耐用年数は7~8年といわれています。古くなると歯にかぶせた冠に穴が開いてしまったり、冠と歯の間に隙間ができてしまったりするからです。こうなるとその隙間に、歯垢がたまりやすくなってしまいます。

冠の金属材質が体質に合わない場合もあります。また、痛みがないため気づきませんが、ブリッジそのものが傷んでしまっており、口臭の原因になっていることも多いです。

定期的に歯医者に通院し、ブリッジと歯の状態をチェックしてもらいましょう。

 

まとめ

ブリッジには、天然の歯のように気持ちよく使えるというブリッジならではのメリットがあると同時に、ニオイの元になってしまうという困ったデメリットもあることがわかりました。

 

特に、以下の場所が要注意ポイントでしたね。

  • 義歯と歯茎の間
  • 義歯と両隣の歯の連結部
  • 両隣の歯の冠と歯肉の間

このデメリットを少しでも減らし、ニオイを気にせずブリッジのメリットを享受できるよう、しっかりと口臭ケアをしていってください。