ネギや玉ねぎの臭いが手にしみついた場合、洗剤だけでは落ちません。
お風呂に入っても2,3日しなければ取れません。
落とす方法を教えてください!
引用 Yahoo 知恵袋
皆さんも玉ねぎを切ったあと「手が玉ねぎ臭い!」って思ったことはないでしょうか。
そんな臭いの原因と手についた臭いを消す秘訣があります。

玉ねぎの臭いの原因
玉ねぎに限らず、その他のネギ類やニラ·ニンニクに共通している臭いがあります。

この成分は、消化液の分泌を助けて食欲を増進し、新陳代謝・神経の沈静化に必要なビタミンB1の吸収と活性化を促す作用があるのです。
『硫化アリル』の成分が血液をさらさらにして、動脈硬化を予防すると言われているから玉ねぎを食べた方が良いと言われていますね。
ただし、『硫化アリル』は水溶性で辛味を和らげる為に水にさらすなどした場合にはこの成分が流れ出てしまうときがあるので、水に長くつけると辛味が抜けちゃいます。
十分に成分の効果を得たい。と思うなら、切った後には玉ねぎは出来るだけ水につける機会を減らさなきゃダメですよ。

「涙が出る原因」
玉ねぎを切ることで、細胞は壊れ、中に含まれる『硫化アリル』が空気中へと放出されます。
『硫化アリル』は、催涙成分である為に目や鼻に入ると涙や鼻水を出させることになります。
「涙を流さずに玉ねぎを切る4つのポイント」
- 玉ねぎを冷やす
調理の前に玉ねぎを十分に冷やすことで『硫化アリル』が気化しにくくなります。 - 切れ味の良い包丁を使う
切れ味の良い包丁で切ることで細胞の破壊を抑えることが出来て、気化する『硫化アリル』も少なくなります。 - 電子レンジで加熱
レンジで20秒ほど加熱してから調理すると涙は抑えられるけど、食味が少し落ちてしまうのがマイナスポイントです。 - 火をつけたコンロ、換気扇の下で調理
換気扇を回すことで、強制的に『硫化アリル』を排出してしまう。これはプロの料理人が涙の出ない理由です。

臭い消しの7つの秘訣
1.お酢
少量のお酢で効果大です。
クエン酸には菌を退治してくれる殺菌効果と消臭効果があります。
クエン酸は柑橘類の酸味成分、お酢などと同じ酸の仲間です。
そして、お酢は爪の中に入った臭いも消してくれます。
最後はしっかり石鹸で手洗いをしてくださいね。
2.柑橘類の果汁や果皮
果汁
レモンやオレンジなどの柑橘類の果汁で、手の臭いを消すと言う方法です。
柑橘類の代表として、レモンやオレンジ、グレープフルーツ、みかん、かぼす、キンカン、すだちなど全て同じ効果が得られます。
お酢と同様に、柑橘類にはクエン酸が含まれていて殺菌効果があり、臭いの発生源になる雑菌などを除去してくれます。
柑橘類がない場合でも、冷蔵庫にビンに入った濃縮還元のレモン果汁でも効果有りです。
果皮
柑橘類の果皮の代表は、みかんやレモンです。
皮を折り曲げると、柑橘類独特な香りを含む液体が出てきて、この中にリモネンと言う油分が含まれています。
このリモネンは消臭効果があり、他にも芳香剤やシールはがし剤など、多くの製品に使われている優れものです。
柑橘類の香りが苦手な人は、最後にしっかりと石鹸で洗い直してくださいね。
3.歯みがき粉
歯磨き粉を手につける時点で「えー!?」って抵抗があるかもしれませんが、口に入れても安全なものだから手につかっても安心なのです。
歯みがき粉には、研磨剤や香味剤、殺菌剤などとっても多くの成分が含まれていて高い消臭効果を発揮できるように作られてます。
ただ、注意してほしいポイントは歯磨き粉が爪の間に入ってしまうとなかなか取れないので、爪の隙間に入らないように気をつけてください。
4.お茶の出がらし
お茶に含まれているカテキンには殺菌消毒と抗菌作用があります。
お茶を入れて出がらしがあるときは、是非この方法で手の臭いを消してみてくださいね。
しっかりと水分を含んだ茶葉を使って、手に擦りつけるようにもみ洗いすることで、手についた臭いを簡単に消すことができます。
お茶だけではなく、紅茶の出がらしやコーヒー豆のカスを使っても、同じように手の嫌な臭いを消すことができます。
洗ったあとはしっかりと手を水洗いしてくださいね。
5.塩
塩には殺菌効果や消臭効果があり、生ごみなどに塩をふりかけて、臭いの発生源である細菌の繁殖を遅らせるといった使い方があります。
塩を使えば、手についた玉ねぎの臭いや魚の生臭い臭いを消すことも可能です。
適量に塩を手に取りもみ洗いすると塩自体の殺菌や消臭効果に併せて、塩の粒子が手についた臭いを絡め取るという効果有りです。
ただし、『傷口に塩を塗る』と言うことわざがあるように、もし手に傷等がある場合は、絶対にやらないようしてください。
また、塩で手を揉むことは刺激も強いので、皮膚の弱い人は痛みやかゆみが出てしまうこともあり、注意して使用してくださいね。
6.重曹
最近、消臭効果やお掃除でも重曹はかなり話題になってます。
もう既に家にある!という人も多くいるのではないでしょうか。
方重曹を適量、手にすり込むようにしてもみ洗いして水でしっかりと洗い流すだけです。
7.ステンレスソープ
キッチンのシンクはステンレス製のものが多く、玉ねぎの使ったあとや魚を捌いたときは、水を流しながらシンクに手を擦りつけるようにすると、手の臭いを消すことができます。
臭いの元が金属イオンと化学反応起こして、水で洗い流しやすい物質に変化し、臭い消しに効果があると言われています。
スプーンやボウルなどのステンレス素材でも手の臭いを消すことができるが、ステンレスソープやステンレス石鹸との名称でステンレスの塊が市販されているようです。
さっと使えて半永久的に使えるから、キッチンに1つあっても便利かもしれませんね。
引用 Amazon
商品仕様:
ステンレスソープは、石鹸の形状で持ちやすい形をしたステンレス鋼の塊です
。 品質ステンレスと水と空気の触媒反応を利用した脱臭専用石鹸!
流水で石鹸を使用するように手を洗い嫌なにおいをとる。
洗剤を使わないから、環境に優しく経済的。
魚やにんにくの強烈なにおいに重宝するステンレスソープ
ステンレス製で、錆びることなく、半永久的に使用できます。
迷ってるなら買うべし
Amazonカスタマーさん評価: 5安価でかつ良いパフォーマンス!
救世主です。早く買えばよかった。おしゃれして出かけたい時や人に会う時など、手が臭いとテンションが半分まで下がります。にんにく、玉ねぎ、油、肉の匂いは本当に無くなります。
魚はまだ試していません。
引用 Amazon

まとめ
- お酢で洗う
- 柑橘類の果汁や果皮で洗う
- 歯みがき粉で洗う
- お茶の出がらしで洗う
- 塩で洗う
- 重曹で洗う
- ステンレスソープで洗う
7つの秘訣はいかがでしょうか。
どれも身近にある物で臭い消しできるから色々試してくださいね。
私の知り合いにプロの料理人さんから手についた臭い消しの方法を聞いたら、包丁を洗いながら手も洗うとのことでした。
包丁を使うたびに、流水に包丁をかざして洗いながら、その包丁をつたう水で手も洗っていて、手についた食材のにおいを消すことができるそうです。
さすがは食材を扱うプロだと思いました。

