髪を結ぶと頭が痛い!頭皮の痛みと毛根の痛みについて解説します!

う~ん、髪を結んでたら頭が痛くなってきたよーってことありませんか?時々ですが私もあります。今日も久しぶりになんだか頭が痛く重い感じが。じゃああれをしてみようかな~っとその前に。

こちらを読んでいるあなたは普段は大丈夫なのになんで?と不快になったり不機嫌になってしまったり、楽しい時間でさえも楽しめない。そう思いましたよね?

意外とそうなる人は多くて髪を結ぶとしょっちゅう痛くなる、痛くなるから結ぶ必要がないほど短くしようかと悩むなど人によっては深刻です。ツイッターをのぞいてみればけっこういらっしゃいますよ!

それならなぜ髪を結ぶとなぜ頭が痛くなるのか、詳しく解説していきます!解消しましょ!

 

頭や頭まわりの筋肉のコリ

頭はとても重い部分なのでこれを支える首回りの筋肉は、普段から結構使っている状態といえます。

頭部の重さの予測値は、だいたい体重の10%ほど。なので体重50kgなら5kg前後、60kgなら6kg前後の重さがあると考えていいでしょう。

だいたい大玉のスイカやボウリングの玉の重さを想像してもらったらいいかと思います。重いですよね?

姿勢の悪い人が肩こりになりやすいのもこのためです。最近はスマホ首と言って同じ姿勢で頭の重心が前方にかかることで首がこったり、首の筋肉が固まるほど緊張してしまう事が問題になっています。

このように首や肩などの頭まわりの筋肉がこったり緊張すると、頭部の筋肉は繋がっているので徐々に緊張して頭痛につながったりします。

こういった頭痛を「肩こり頭痛」、「筋収縮性頭痛」と呼びます。

じゃあなぜ髪を結ぶと痛くなるかというと、頭痛がする程の筋収縮でなくてもこわばった状態の筋肉は髪を結ぶことで無理に引っ張っている状態になり痛くなるのです。

頭にはあまり筋肉はありませんが、小さな筋肉が無数にある事はご存知でしょうか?

鳥肌が立つという経験をしたことはあるかと思いますが、毛根部分には立毛筋という小さな筋肉があります。鳥肌がたつ際に使われる筋肉はこれで、読んで字のごとく、これが毛を立てる時に働くことで鳥肌がたったり髪が逆立つ状態を作り出します。

髪を結ぶときに髪が持ち上げられるので頭の周りの筋肉はゆるむのですが、同時に引っ張る事で小さな立毛筋には緊張を強いる状態になっているのです。

 

頭皮の血流が悪くなっている

筋肉の緊張が痛みとなって現れる事は先ほどお話ししましたが、血流が悪くなることで痛みにつながることもあります。

血流が悪くなると充分な栄養が行き届かなくなるだけでなく、血液にのせるべき老廃物が流れていかず溜まるということに。

筋肉が緊張していなくても、」血流が悪いことで疲れやすい体質になったりもします。頭皮も体と同様、血流が悪いことで老廃物がたまったり、血流が悪いことで冷えにつながります。冷えるとまた血流が悪くなるという悪循環になりますね。

頭皮が痛い場合には血流が悪くなっていないか、冷えやすくないかを観察してみてください。

 

頭部の神経痛・毛根の痛み

髪を結ぶと痛い時、頭皮の痛みではなく実は毛根部分の痛みという場合もあります。

頭に生えている髪の毛の本数はとても多いので、それぞれがわずかに痛い状態でも頭皮が痛いと勘違いしている場合もあります。

毎日髪を結ぶなど何らかの負荷をかけられることで毛根の神経が傷んでいる場合、毛根部分が炎症していることで髪を結んだ時に痛みが出ます。

髪の毛一本一本に神経は通っているので、頭皮を直接指などで触ってみてひりひりするわけではないが髪を引っ張ってみてピリピリするという場合は毛根の神経が傷んでいる可能性があります。

毛根が傷むと徐々に萎縮して髪が弱く薄くなっていきます。痛くなるから注意するというのも大事ですが、痛くなくても知らぬ間に炎症を繰り返していることもあるので注意が必要です。

メモ:圧迫性脱毛症(機械性脱毛症)に注意!

圧迫性脱毛症とは外的刺激が強い部分から髪が薄くなることです。よくある例では、帽子やヘルメットを毎日長い時間かぶっていると薄くなっていたり、同じ形で髪をきつく結ぶことで分け目や生え際が薄くなるなどがあります。

 

ヘアカラー後なら薬剤の刺激

髪を結んで痛いことの一つにヘアカラー後特に痛みが増すというひともいらっしゃるかと思います。その場合は頭皮が薬剤にかぶれたり刺激で痛むことと同時に根元からカラー剤を塗っていた場合、毛根も影響を受けています。

毛根に神経が通っている事はもうお話ししましたが、毛根も刺激を受けているので毛根部分の神経が炎症しているかもしれません。

ヘアカラーでかゆみや痛みを感じる人は薬剤による影響を受けやすいといえるので気を付けた方がいいでしょう。

 

後頭神経痛

後頭神経痛は側頭部から耳の後ろを通り、首の付け根までがピリピリした痛みが発生する神経痛をいいます。

直接の原因は末梢神経の圧迫や炎症が考えられますが、その原因が見当たらない事も多いそうです。身体的・精神的ストレスが起因することが多いとのことで、特別頭皮や毛根が傷んでいるわけではないのに痛いと感じたら、脳神経内科を受診してください。

気になる方は「意外に多い神経痛」ということで脳神経内科の先生が書かれたコラムがあります。こちらが参考になるかもしれません。

診療内容・脳神経内科(片頭痛・偏頭痛)のページ。片頭痛(偏頭痛)の専門医 いのうえ内科脳神経クリニック…

 

 

髪を結んで痛い時の対策は?

髪を結んで痛い理由はコリなど筋肉の緊張による痛み頭皮の炎症、もしくは毛根部分の炎症という事がわかってきましたね?それがわかってきたら今度は対策です!

髪を結んで痛くなりやすい人は頭皮がデリケート、毛根がデリケートなタイプです。普段から気を付ける事を含めて対策していきましょう!

対策の方向性は3つ。ひとつは原因となる結ぶ事自体を軽くすること。ふたつめは痛くなったらする事。みっつめは普段からしておきたい事です。では一緒にやっていきましょう!

①髪をおろす時間を増やす

言わずもがなですが、負担をかけないのが一番です。日中髪を結ぶ必要があるならそれは仕方がありません。それなら家に帰ったらすぐほどくなど、髪を結ぶ時間を減らしましょう!

②ゆるめに縛る

髪を結ぶにしてもかかる負担を減らすように、ゆるめに縛る方法をとりましょう。結ぶゴムをシュシュに変える、縛る部分を一度緩めてから作る「くるりんぱ」で結ぶ、結ぶのではなくヘアクリップで留めるなど結び方を工夫してみてください。力がゆるい分頭が痛くなることは減るはずです。

youtubeなどでも「くるりんぱ、アレンジ」で検索すればたくさん出てきます。やってみてください。

③一点で縛らない

1点で結ぶと当然一つに結ぶために力が多く必要です。二つに分けることで結ぶ力が減り分散されます。

④低い位置で縛る

高い位置で結ぶには重力に逆らう必要があるので、その分あげる方向への力が必要になります。低い位置で結ぶには髪をまとめるだけの力でいいので結ぶ力がその分弱くても大丈夫という事に。頭が痛くなりやすい人は低い位置で結ぶようにしましょう。

⑤一旦髪をほどく

日中痛い時は時々緊張をほぐすために髪をほどきましょう。ずっと緊張させっぱなしにしないことで血流が戻りかなり緩和されます。

⑥頭部や首を動かすマッサージする

これも筋肉の緊張を緩和させるために有効な手段です。筋肉の緊張を和らげるだけでなく血流を促すことになるので首回りのストレッチやマッサージ、髪を結んだら時々するように意識してください。

⑦頭皮にストレスを与えないようにする

頭皮にストレスを与えないように、日頃から気を付けることで頭が痛くなることを防ぐ事ができます。

重すぎるロングヘアを軽くする

日本人の髪質で平均の太さ、平均の毛量で「30センチ=300g」と言われています。300gというと非常に軽く思えますが、それは手で持った時の印象ですね?頭を支える筋肉は腕や手の筋肉より小さいです。

髪を10センチ切ったとしても、感覚としてはかなり軽くなったように感じるのはそのためです。頭が痛くなりやすいなら少しでも軽くして負担を減らしましょう。

分け目や毛流れを大きく変えない

これは一度分け目を作ったらという事ではなく、もともとある毛流れになるべく負担をかけない分け目に普段からするという事です。

また、一度つけた分け目を変えるだけで皮脂の量が増えるという事があります。皮脂が増えるという事は頭皮を守ろうとしているという事、頭皮が刺激を受けているということの証なのです。

頭が動くほどの力で髪を引っ張らない

髪を結ぶときや髪をとかすとき、髪を乾かすときに髪が絡まっていたりきしんでいると引っ張ってしまう事があります。当然頭が動くほどなので頭皮や毛根にかなりの力が加わっていることに。

普段から力を加えることは頭皮や毛根を傷つけていることになります。髪が絡まっていたら、絡まっている部分の上を片方の手で持ってくしを通すなど根元を引っ張らない工夫をしましょう。

日ごろから頭皮をいたわる

普段から頭皮ケアを取り入れることで、小さな炎症をケアすることができます。頭皮が痛くなりやすい、結んで痛くなりやすい人は頭皮や毛根がデリケートなタイプです。今までシャンプーだけで済ませてきたという人は、頭皮ケアを取り入れた方がいいです。

洗髪後は髪を乾かしマッサージや頭皮ローションで潤いを与えましょう。普段から炎症しにくい状態にしておくという事も大切な対処法です。

 

髪を結んで痛い時のまとめ

いかがだったでしょうか?人によって感覚は違うので痛くなりやすい人となりにくい人がいます。炭酸をのんでも平気な人がいると思えば、のどが刺激で痛くて飲めないという人がいるように、髪を結んで痛くなる人はその部分がデリケートという事が言えます。

髪を結んで痛いというのは

  • 肩こりなど周りの筋肉の緊張が髪を結ぶことで頭痛につながる
  • 頭皮の血流が悪くなる不要な老廃物がたまっていることで痛みが出る
  • 頭皮が痛いのではなく毛根が傷んでいることで痛みを感じる
  • 薬剤に敏感なら頭皮や毛根がヘアカラーで傷みやすい

といったことで頭回りの筋肉の緊張や頭皮、毛根の炎症が関係していたことが解ったかと思います。

そしてそれなら、

  • 髪をしばらないか縛る時間を短くする、ゆるめに縛る
  • 一点で縛らない、縛っても時々髪をほどく
  • 頭部や首のストレッチやマッサージをする
  • 頭皮の負担を減らす、髪を切る、分け目はなるべく自然に
  • 髪を引っ張る程の力を加えない
  • デリケートなタイプのあなたは日頃から頭皮ケアが必要!頭皮ケアをする

といったお話をさせていただきました。

たくさんお話ししましたが、一つ一つは小さな事ですね。小さなことですが知っている事で軽減できたり防ぐことができるので、こちらを訪問いただけて嬉しく思います。

そして、いろいろやってみたけど良くならない!痛い!という場合は後頭神経痛の可能性があります。その場合はこちらをゆっくり読んでいないで!神経内科へ行きましょう!

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。