肝硬変になると口臭が臭くなるって本当?理由と肝硬変の予防策は?

  • 2020年1月27日
  • 口臭
  • 0件

息を吸ってー、吐いてー。あ、どうも。ついには寝る前にもヨガをはじめました。さやかです。もうちょっとでヨガ終わるんで、少々お待ちを。

はい、終わりました。お待たせしました。

そういえば先日テレビを見ていると病気と口臭の関係についての話がちらっと出てきました。その病気は肝硬変。

実はそもそも番組を途中から見たので、肝硬変がなにかもわかっておりません。よし、そういうときは調べればいいんですよね。というわけで今回は肝硬変と口臭の関係について調べたいと思います。

 

肝臓ってどんな臓器?

肝臓は右の肋骨に守られているようにある臓器で、体重の約1/50を占めています。肝臓は心臓を同じように大切な臓器です。

肝臓には代謝、解毒作用、胆汁の生成・分泌という機能があります。

代謝

まずは代謝についてご説明します。

栄養素が体にとって利用しやすいように分解・合成することを代謝といいます。

肝臓は胃や腸で分解・吸収された栄養素を利用しやすい物質にして溜め込みます。その物質は必要に応じて分解されエネルギーとなります。肝臓で分解された栄養素は血液をめぐり、全身の器官や臓器に送られます。

解毒作用

肝臓は私たちが摂取したアルコールや薬剤などや、代謝の時に発生した有毒なものを毒性の低いものに変え、尿や胆汁中に排泄する解毒作用があります。

人間の腸では食べ物のたんぱく質を元に、人体にとって有毒なアンモニアを作り出してしまいます。それを無毒化して尿といっしょに出せるようにするのが肝臓なのです。

生成・分泌

胆汁とは肝臓の中で常に分泌されている物質です。アルカリ性で黄褐色の液体です。

主に脂肪の乳化(にゅうか:本来混ざり合わないもの同士が混ざり合って均一になること)とタンパク質を分解しやすくします。脂肪の消化吸収にも重要な役割を果たしますが、なんと消化するときに使用される酵素は含まれていません。不思議な存在だなあ。

そのほかにもコレステロールを体外に排出する役割もあります。

 

肝硬変ってどんな病気?

肝硬変とは柔らかいはずの肝臓全体が硬くなる病気のことです。

肝硬変になる主な原因はウイルス性疾患、長年のアルコール摂取、自己免疫の異常、薬剤などがあります。

肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれるくらい自覚症状が出にくい臓器です。そのため肝硬変になっても気づくことができません。

肝硬変の症状が悪化すると出血、腹水(タンパク質が含まれた水分が腹部に溜まること)、意識変容などの症状が現れ、命にかかわる可能性があります。

補足:意識変容とは 意識障害の1つ。幻覚・錯覚のほか、思考の混乱や不安、興奮などの異常な言動が現れている状態のこと。

肝硬変が進むと元の状態の肝臓に戻ることはほぼありません。

さらに肝硬変から肝不全(肝臓の機能が不完全となり、様々な症状が出ること)、肝臓がんなどの重い病気になると、さらに治療は難しくなります。

そのため肝硬変になりうる原因を特定して、早期発見をし、適切に治療することがとても大切です。

早期発見をするためには血液検査、腹部のMRICTが有効です。

 

肝硬変になると口臭が臭くなる?

結論から言ってしまうと肝硬変になると、口臭に変化が出て臭くなります。

まず口臭は大きく3つに分けることができます。

1つ目は口腔由来のもの。つまり口の中が原因で、1番多い理由です。歯周病、歯の隙間に食べかすがはさまっている、部分入れ歯の洗浄が不十分であったりすると、発生しやすくなります。

関連記事

  口臭対策しなきゃね〜、はい、歯ブラシに歯磨き粉をちょいとつけて〜、歯磨き歯磨き〜完了〜。 ちょっと待ってその口臭対策、時代遅れですよ。 「え?そうなの?どうりで口臭がなくならないと思ったよ」と、冒頭の言葉にドキリ[…]

 

2つ目は食べ物に由来するものです。にんにくやねぎなど、臭いの強いものをたくさん食べたことが原因で口臭が臭くなります。

関連記事

年末年始が終わり、ついに仕事が始まりました。 みなさん、お腹周りは大丈夫ですか?私は大丈夫じゃありません! いますぐに対応したいところですが、またどうせ新年会が始まるし、それが終わるまでは・・・と先延ばしにしている私です。 さらに、こ[…]

でもおいしいですよね、にんにく。

3つ目が内臓由来のものです。内臓系に問題あり発生する口臭です。

1番危険な臭いは、どぶのような臭いです。胃がんや食道がんの可能性があります。

関連記事

何かドブ臭いなこの辺…と思って周りを見渡しても「私しかいないじゃーーん!」って思って1人頬を赤らめたことありますか。 はい、恥ずかしがらずに手をあげて(はーい)。 私も数年前にありました。 当時は「絶対私じゃない、私からの[…]

糖尿病だと甘酸っぱい臭いがします。

そして肝硬変になると、口からアンモニア臭がするようになります。う、それはいやだ。

なぜアンモニア臭がするようになるかというと肝臓の働きが関係しているからです。

肝臓ではアンモニアを無毒化しているというのは先述した通りです。肝臓の働きが悪いとアンモニアが処理されず、肺にまで運ばれてしまいます。その結果肺を通して、口からアンモニアの臭いがするようになってしまうのです。

肝臓のアンモニアの分解度は非常に高いので、口臭がアンモニア臭いときは非常に危険な状態だといえるでしょう。

ちなみに肝硬変になると口からアンモニアの臭いがする前に、ネズミの臭いがするそうです。いやいやどんな臭いよ。ネズミの臭いなんてかいだことないよ。ん、なになに。かび臭い雑巾の臭いもしくはキッチンの排水溝の臭いにも似ている、と。

どっちにしろいやな臭いには変わりありませんね。

 

肝硬変を防ぐためには?

肝硬変にならないためにまずは肝臓の状態を知る必要があります。

肝臓の状態を知るには血液検査が有効です。最低でも1年に1は血液検査をするようにしましょう。

肝炎ウイルスの検査をしたことがない方はそちらのチェックもしたほうがいいかもしれません。

また肝硬変の原因にはアルコールを長年多量に摂取したことも挙げられます。つまりアルコール量をたくさん取らずに節制する必要があるということです。

また肝炎や脂肪肝が進行して肝硬変になることがあります。

肝炎は肝臓がなんらかの原因で炎症が生じた状態のことです。脂肪肝は中性脂肪が肝臓内にたくさん溜まっている状態のことです。

まずは脂肪肝、それが進行して肝炎や肝硬変になります。つまり脂肪肝になるのを予防することが、肝硬変を防ぐ方法となりそうです。

脂肪肝の1番の原因は食べ過ぎです。また運動不足食事が不規則なのも原因となります。なんと体重が23キログラム増えると肝臓に中性脂肪が増えるそうです。うう、怖い。しかも昔より体重が増えている場合、筋肉ではなく脂肪であることが多いとか。

ぎゃああ、私のことかーっ。

ど、動揺してしまいましたが、それでは肝硬変の前の段階である、脂肪肝になるのを防ぐ方法を具体的にご紹介したいと思います。

バランスのとれた食事をする

バランスのとれた食事とは一汁三菜(主食1品、主菜1品、副菜2品の形)のことです。これを1度の食事でとります。

主食や主菜はカロリーオーバーになるのでそれぞれ1品ずつにしておきましょう。

そして主菜は肉、魚、卵、大豆製品などの良質なたんぱく質を選びましょう。

糖質、脂質は過剰に取らないようにする

食事を気をつけていても間食が多いとカロリーオーバーになっていまいます。

どきっ。

え、えーと、そ、そう。間食やジュースなどで糖分を取り過ぎると、肝臓に脂肪がたくさん溜まります。それはお菓子であっても果物であっても同じ。食べる量には気をつけましょう。

うん、本当気をつけよう。

食物繊維やビタミン類を取るよう心掛ける

食物繊維は腸から糖や脂質の吸収を遅らせます。低カロリーの食品も多いので食事の初めに食べて、胃を満足させると食べ過ぎを防ぐことができます。

実は脂肪肝の原因には酸化ストレスもあると言われています。

補足:酸化ストレスとは 活性酸素(酸素がさまざまな反応を受けて反応性の高い酸素に変化したもの)の生産が、抗酸化防御機構(活性酸素が体を傷つけようとしたときに守ろうとする機能)を上回った状態のこと

そのため抗酸化作用のあるビタミン類を含む食べ物を摂取するといいとされています。

アルコール摂取を制限する

お酒っておいしいし、いい気分になれて最高ですよね。しかしそのアルコールが積もりに積もって脂肪肝などの肝臓の病気になってしまいます。

それにアルコールは習慣になりやすく、おつまみも高カロリーがち。ああ、心当たりがたくさんあるう。

ちなみにアルコールを摂取するから主食をとらないという方もいらっしゃいますが、それだとかえってバランスが悪いので、先述したバランスのとれた食事を心がけましょう。

定期的に運動する

肝臓に溜まった脂肪は運動のための直接的なエネルギー源になります。

肝臓に溜まった脂肪が使われ始めるのが運動をし始めて10分後くらいなので、運動はある程度の時間する必要があります。1日に30分以上の運動をすると肝臓に溜まった脂肪が燃焼しやすくなるので、おすすめです。

 

まとめ

口臭がアンモニア臭くなると肝硬変になっているサインだということが、わかっていただけたでしょうか。そして肝硬変にならないためにはまず脂肪肝にならないことが大切なことですね。

・口臭がまずカビ臭い雑巾の臭いもしくは排水溝の臭いがするようになる
・その後口臭がアンモニア臭くなる
・口臭がアンモニア臭いと大変危険な状態である
・バランスのいい食事を心がける
・糖質、脂質を過剰に取らない
・食物繊維やビタミン類を取るよう心掛ける
・アルコールの量を控える
・定期的に運動をする

肝硬変になるともう肝臓は柔らかい状態には戻らないので、その前にきちんと治療をしたいですね。

そんなわけで肝硬変予防として、明日の朝はウォーキングに行ってこようと思います。それでは失礼しまーす。