仕事上でもプライベートでも、あまりに口臭がひどくて「いや、近づかないで!!」と言わないまでも顔に出してしまったこと、または出されたこと、どちらかは誰にでもありますよね。
私も仕事する上では尊敬できる上司がものすごい口臭の持ち主で、私のパソコンの画面を覗き込んで来る時なんてもう「私、席外れるのでゆっくり見てください」と何度言おうと思ったか。
一時期ドライマウスによる口臭に気づかないでいた私には上司の無自覚を責めるようなことは言えませんが、やっぱり迷惑なものは迷惑です。
最近よく聞く「スメハラ」ってやつです。
遠くにいればさほど気にならない口臭、近づけば近づくほど気になる口臭。コミュニケーションのとり方も口臭があると変わってきますよね。
私も口臭がひどかった時期は人とあまり近づかないようにしていたし、口も大きく開けずにボソボソ喋って消極的なコミュニケーションになっていました。
仕事の能率も上がるはずもなくいつもうつむき加減だったのが今では過去の話です。しっかり、対策して一緒にコミュニケーション能力(コミュ力)を上げていきましょう。
口臭の気になる距離
口臭って一体どのぐらいの距離だと気になるのか、知りたいですよね。
私も「このくらいなら大丈夫かな。いやあんまりいい顔してないから臭うのかも。」と顔色ばかり伺ってました。
人の顔色ばかり伺うのは疲れます。その人が「あ、臭い」と思ったら頭の上にアンテナが立つ装置でも発明されないかなとおかしな妄想ばかりしていた私、ちょっと変なやつですね(汗)
実は約7割の人が「仕事上で自分の口臭が臭うのではないか」と気にしたことがあるそうです。
みんな素知らぬ顔して気にしてるんだ。
やっぱりアンテナ発明はかなり需要があるんじゃないかな。
誰か発明してくれないかな。(他人任せ)
自分が臭ってるかどうか気になる方はこちらの記事をどうぞ。
自分の口臭は、なかなか気づかないって知ってますか。自分の口臭に気づいてる人は2割に満たないそうです。隠れ口臭さんの多いこと多いこと。 自宅のニオイって他人は分かるのに自分は分からないですよね。あれと一緒です。 あるニオイを連続的[…]
どうでしたか。調べてみましたか。口臭があった人には恐ろしく、口臭がなかった人には面白い実験をしてる「口臭科学研究所」というのを見つけました。勇気がある方見てみてください。
口臭=人の息って一体どこまで届くのでしょうか?特殊な装置を使用して、息がどのぐらいの範囲で広がるのかを可視化してみました…
息を「可視化」する実験です。(ひぇ〜〜)
スマホを見せるような立ち話(60センチ)ではもう相手の人の全体を覆い尽くすように息がかかり続けます。
無風の状態でどのぐらいの距離まで息が届くか調べると4メートルだったそうです。
結構な距離ですよね。
息が届くイコール臭うではないにしても、届く可能性があるということです。
かといって半径4メートル以内に誰も近づけないように生活するのは無理です、山奥で自給自足でもしない限りは。
30センチ以内だと口臭が気になる人が多くなるそうですよ。
鼻がよく効く人かもしくは口臭レベルか高い人だともしかしたら4メートルでも気になるかもしれませんが、たいがいは近づいた時にだけ気になるぐらいです。
では、30センチってどのぐらいか。
実はまぁまぁ頻繁に起こりうるシチュエーションです。
エレベーターで隣に立ったり、電車で横に座ったり、パソコンの画面を一緒に見たり。恋人同士だとさらに多くなります。
半径30センチ以内に誰も近づけないように生活…かなり難しいですが、出来ないことはないかも。
というか私がそんな生活していたような気がします。(口臭を指摘してくれる彼は除いて)
アメリカと日本の違い
「私臭うかも」と思うと消極的なコミュニケーションになるという、流れ。
そりゃそうだよね、自然な流れだよな、と思ったあなた。
しっかり日本人気質です。
アメリカではキスやハグなど恋人同士ではなくても頻繁にする機会があります。
だから他人と近づくために口臭ケアを徹底しているのです。
そもそもアメリカに住む人は、口臭のきつくなりやすい食生活を送っているので口臭がするのは当たり前。
だからこそ口臭ケアにも力を入れているそうです。アメリカはオーラルケア世界一なんですって。
YES NOも、ハッキリ伝えるので「あなた、今口臭ひどいよ」というシーンも珍しくないとか。
日本では、考えられない光景です。
アメリカでは毎食後9割の人が口臭ケアしています。歯磨きだけでなく、デンタルフロス、マウスウォッシュを使用する習慣が根付いています。
日本には残念ながらそのような習慣はまだ根付いていません。日本人の口臭は、世界一臭いと言われてます。当然といえば当然の結果かもしれません。
口臭がするならコミュニケーションを消極的にしよう、ではなく、積極的にコミュニケーションしたいから口臭ケアしよう。
このアメリカの考え方は私に衝撃を与えました。
そして、変わるきっかけをくれたのです。
口臭ケア
口臭ケアって今さら何しよう。歯磨きだってちゃんとやってるのに。定期的に歯医者にも通ってるのに。
なーんて、そんな、のんびりしたこと言ってられないです。
口臭は、1分1秒待ってくれないんだから。
さぁ、今すぐ始めましょう。
以下私の口臭ケアを、紹介しますね。
- デンタルフロス、マウスウォッシュを使う。
- 虫歯を治療する。
- 食生活(日本食がいいらしい)を多く取る。
- 水分をたくさんとる。
- 鼻呼吸を心がける。
- 舌苔(ゼッタイ)を舌ブラシで絶対(ゼッタイ)とる。取りすぎ注意。
- 口臭サプリを使う。
- ストレスを溜めない。
マウスウォッシュはドラッグストアに売ってるもので味が好みなのを探してみると楽しいですよ。口臭ケアも積極的に楽しんでやってます。
マウスウォッシュについてはこちらの記事で詳しく書いてます。
口の臭いって結構気になりますよね。 他人の口臭はすぐに気づくんです。なのに自分の口臭って本当はどんな臭いがしているのか、どれくらい臭っているの意外とみんなかわからないものです。 私は、仕事でのストレスがたまり不規則な生活のせいも[…]
あと私はこの口臭サプリを使ってます。
このスッキリ吐息は世界初のコーラルアパタイトを使用しているのでニオイもニオイの元となる菌も吸着してくれます。
たくさんやることがあるように思いますが、そんなたいしたことは1つもやってませんよ。
今の口臭ケアから1つずつでも増やしていけるといいですね。
最後に
口臭ケアをすると、口の中だけでなく体の中がキレイになったようで、自然と背筋が伸び、姿勢がよくなりました。自信の表れかもしれません。
口臭上司はというと、私がたまたま会社に持ってきていたスッキリ吐息を見て「こんなのあるんだねー」と興味を持ったのか口臭ケアをするようになりました。
自分の口臭には気づいていたけど、歯磨きもちゃんとしてるし体質だと思って開き直っていたそうです。知らないって、怖いですね。
今では爽やか息の上司を心から尊敬していて(前も仕事面では尊敬してましたけどね)、仕事の相談も積極的にするようになりました。
あなたも、口臭ケアをしっかりして、コミュ力上げてみませんか。