口臭の原因は舌苔?磨き方やベロについている舌苔の取り方は?

  • 2019年11月16日
  • 口臭
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念入りに歯磨きをしたり、臭いが出る食べものを控えているのに、なぜか口の中が臭いというあなた。それは舌苔と呼ばれるものが原因かもしれません。

 

舌苔ってなに?

舌苔とは舌についている苔のような汚れのことです。舌の表面にたくさんある小さな突起が固くなります。

 

その突起の間に様々な種類の細菌、古くなった口の中の粘膜、食べかすなどの汚れが留まったものです。汚れの種類や量によっては白や黄色に見えます。

 

舌苔は口の中が乾いていたり、ストレスで唾液の分泌量が少ないと、舌の汚れがこびりついて落ちにくくなります。ほかにも舌の位置が悪かったり、口呼吸をしていると汚れが溜まってしまいます。

口呼吸についてはこちらでも詳しく書いてます。

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なぜ口臭になる?

 

まず口の中の細菌の中でも嫌気性細菌というものが舌苔に付着します。その後舌の表面の古い粘膜や食べかすなどのたんぱく質を分解する過程で口臭が発生します。

 

口臭には硫黄臭、生ごみ臭、金魚鉢臭などさまざまなタイプがあります。これらの臭いを改善するためには口の中の細菌の数をいかに抑えるかがポイントとなります。口の中の細菌を抑えるためには唾液をよく出すことです。

 口臭のいろんなニオイについてはこちらでも。

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唾液をしっかり出すための1番簡単な方法は普段の食事でよく噛むことです。よく噛むと唾液がたくさん出てきます。唾液には細菌や食べかすを洗い流す働きがあるので有効です。1口最低30回は噛むようにしましょう。

 

 

舌のケアの仕方

 

舌のケアは一歩間違えると味覚障害になることもあります。そのため正しいやり方を頭に入れておく必要があります。

 

舌磨き

舌磨きは皆さんぱっと思いつくものではないでしょうか。今回は舌磨きの正しいやり方、必要な道具をご紹介します。

 

  • 専用のブラシを利用する

舌を磨くときに歯磨きのついでに歯ブラシで舌を磨く、なんてことはしてはいけません。舌磨き専用のブラシを使いましょう。

 

歯ブラシは体の中でも硬い場所である歯を磨くもので、反対に舌はとてもデリケートなところです。硬いところを磨く、しっかりとした歯ブラシで柔らかい舌を磨くと、舌が傷ついてしまいます。

 

舌はデリケートにも関わらず、他の粘膜に比べて痛みを感じにくいせいで傷ついてもわかりにくいのです。

 

また歯ブラシで舌を磨くという行為は、舌を守っている粘膜を自分から剥がしているようなものです。

 

そのため力いっぱいブラシでごしごし磨いてはいけません。強い力で磨くと舌がヒリヒリしたり、味覚障害になってしまうことがあります。軽い力で手前に引き、1度引くごとに舌ブラシを洗いましょう。

 

回数も11回、朝のみにとどめておきましょう。なぜ朝なのかというと、口臭が最も強くなる時間帯だからです。

こちらでは舌ブラシの選び方、正しい磨き方を紹介しています。

 

  • 薬用マウスウォッシュを使う

薬用マウスウォッシュは細菌を殺菌することができます。舌ブラシと併用すると効果が上がります。その場合は舌磨きをした後に薬用マウスウォッシュを使いましょう。

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近頃は泡タイプの舌磨きもあるのでそちらもおすすめです。

 

舌苔にいい食べ物

 

舌苔を取り除く方法は物理的以外にもあります。それは舌苔を取り除く果物を食べることです。

 

パイナップル

パイナップルにはタンパク質を分解する酵素が入っています。

 

この酵素によって剥がれ落ちた口の中の粘膜のほかに、食べ物に含まれているタンパク質の分解を促すことができます。

舌がピリピリすることがあるのは舌の表面についたタンパク質が取れているからなのです。

 

パイナップルを食べることで細菌が分解して口臭が出る前に、パイナップルの酵素でタンパク質を分解します。これで舌苔を減らすことができるのです。ただしパイナップルには歯を溶かす酸も含まれているので、歯磨きをすることも重要です。

 

キウイ

キウイにもタンパク質を分解する酵素が含まれています。そのほかにもキウイには、舌苔が口臭になるときに口臭の発生を抑える働きがあります。

 

舌苔を除去する方法には、舌ブラシなどを使った機械的舌清掃と、舌苔に含まれるタンパク質を分解して除去する生化学的舌清掃がある。健康科学研究所が着目したのは、キウイフルーツ由来のタンパク質を分解する成分「アクチニジン」を利用した生化学的舌清掃だ。アクチニジンを含んだタブレットを舌の上で溶かせば、舌苔除去に有効であることが実験によって証明された。機械的清掃は、舌表面の粘膜を傷つけたり、舌を清掃するときに吐き気をもよおすなど、舌に対して過度の刺激を与えてしまいがちだが、タブレットであればそうした負荷も大幅に減らすことができる。

実験では、舌苔を除去することによって味覚感度も上昇することが証明されている。また、味覚感度が上昇するということは、甘味や塩味に対する感度が高くなるということでもあり、その分だけ減糖・減塩効果も見込まれる。

                               引用元 グリコ健康科学研究所

 

ほかにもパパイヤやイチジクにもタンパク質を分解する酵素が含まれているので、おすすめです。

 

舌磨きをするメリット

舌磨きをすると一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

 口臭の予防になる

舌苔は口臭の原因でもあり、さまざまある口臭の原因の割合でも舌苔は60パーセントもあります。そのため臭いの原因である舌苔をとると口臭が改善されます。

 

病気の予防になる

舌をきれいにすることでインフルエンザ、口内炎、誤嚥性肺炎を予防することができます。

 

インフルエンザは舌磨きや丁寧な歯磨きをすることで、菌を取り除くことができます。これらの口腔ケアをしているとインフルエンザの発症率が10分の1に抑えられることがわかっています。

 

口内炎は口の中にできた傷に菌が入りこむことで発症します。そのため口の中を清潔に保っておくことで、予防することができます。ただし口内炎はビタミン不足や舌がんが原因でできることもあるので、2週間から3週間経っても消えなければ病院に行ってください。

 

誤嚥性肺炎とは食べ物や飲み物が食道ではなく誤って気道内に入ってしまったことが原因で発症する肺炎のことです。気道に入ってしまうときに、菌も唾液と一緒に肺に入るので炎症が起こってしまうのです。

 

舌を磨いている人と磨いていない人を比較すると、舌を磨いていない人のほうが誤嚥性肺炎になる可能性が何倍も高くなるというデータもあるそうです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。舌磨きはやりすぎてもいけませんが、適切な方法で行うとさまざまなメリットがあります。

 

・専用ブラシを使う
・軽い力で手前に引く
・1度引くごとに舌ブラシを洗う
・1日1回、朝に行う
・薬用マウスウォッシュを使う

 

皆さんも朝起きたら鏡を見てください。白いじゅうたんのように舌苔がたまっていたら、ぜひとも舌ブラシか薬用マウスウォッシュで舌苔をとってみましょう。はい、そろーり。そろーり。

 

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