親知らずを抜いた穴は臭い?親知らずによる口臭でお悩みのかたへ

  • 2019年12月27日
  • 口臭
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親知らずが痛くなって、抜いたことはありませんか?

誰にでも必ず生えてくるわけではありませんが、
親知らずが口臭の原因になることがあるのです。

先日、友達からこんな話を聞きました。

歯医者さんに頬の内側を噛む癖がついているため親知らずの抜歯をすすめられ、
2ヶ月かけて4本の親知らずを全部抜いたというのです。

抜歯後は痛みが少しあったのと、口のニオイが気になったといいます。

どうして親知らずを抜いて、ニオイが気になったのでしょうか。

親知らずとは

親知らずは歯のうちで一番奥に生える、
上下左右4本の大臼歯のことです。

10代後半から20代前半ころにかけて生える歯で、
乳歯の生え始めと違って親にも知られずに生えるというのが名前の由来です。

誰でも4本生えそろうわけではなく、
またまっすぐ生えてくるとは限りません。

まっすぐ生えていて、かみ合わせなどに問題がなければ
そのままにしておくこともあるといます。

しかし生えてくる途中で手前の歯にぶつかったり重なったりして
トラブルの原因になることがあります。

また完全に生えてくる場合と、歯茎の中に埋まったままの状態に
なっているものと、さまざまです。

トラブルになりそうな場合は歯医者さんの判断により
抜歯することになります。

なぜ臭う?

親知らずを抜いた穴が臭う

友達のようにまっすぐ生えていても抜歯することもありますが、
一般には親知らずが虫歯だったり、曲がって生えてきてトラブル
を起こしている場合に抜歯します。

抜歯すると、穴があいた状態になりますね。

やがてこの穴に血が集まってきて
血餅という血のふたができてきます。

皮膚など乾いたところにできるカサブタのようなもので、
血の塊です。

この血餅が穴にふたをしているため、抜歯後の穴がむきだしにならず
細菌感染リスクが低くなっています。

そのため歯磨きなどでこすり落としたりせず、完全に治るまで
そのままにしておくといいそうです。
無理にとってしまうと治りが遅くなることもあるといいます。

血餅が穴をふさいでいるとはいえ、
完全に密閉しているわけではないので、
すきまからよごれや食べ物のカスなどが入り込むことがあります。

そうすると口の中の常在菌がよごれや食べカスを栄養にして
増殖、発酵してニオイを発するようになるのです。

出血によるにおい

抜歯後の数日間はわずかですが出血があります。
口の中なので完全に血が止まるまで時間がかかります。
この出血によるニオイも原因のひとつです。

口の中に傷があると、治癒過程ではどうしても
においやすいのですが、傷が治ればにおいはしなくなります。

縫合に使った糸がにおう

抜歯後は、傷口を縫ったため糸が残っている状態です。
この糸によごれや食べカスがひっかかっていると
やはり菌が繁殖するためニオイのもとになります。

親知らずの隣の歯が虫歯

親知らずに隣接している歯が虫歯の場合も
常在菌が繁殖しニオイを発する原因となります。
歯医者さんと相談して、早めに治療するとよいでしょう。

抜歯後の炎症によるニオイ

・細菌感染

抜歯した後の部分が気になって触ってしまったり
歯磨きでこすったりすると、そこから菌が入り込むことがあります。
また歯茎にまで炎症が及ぶと、これもニオイの原因となります。

・血餅ができない

抜歯後にできる血餅ですが、これがないとなかなか治癒しません。
ところが血餅ができないこともあるのです。
これを血餅形成不全、ドライソケットといいます。

この場合、抜歯の数日後から沈静化するはずの痛みが長引き、
傷口がむき出しのため炎症を起こしやすくなっています。

炎症が進行すると歯槽骨炎になることもあり、
ほおっておくと重症化するため早めに歯医者さんで診てもらいましょう。
これには抗生物質の服用が必要です。

 

対策

歯医者さんでチェックしてもらう

口のニオイが気になったり、痛みが長引いたりした場合は
早めに歯医者さんで診てもらうようにしましょう。

傷口が悪化しないためにも、また抜歯したところなどを
きれいにしてもらうためにも、定期的なチェックが必要です。

セルフケア

抜歯したところやその周辺には触れないように歯磨きしましょう。

また口をすすぐときに、
穴をふさいでいる血餅がとれてしまわないように
気をつけましょう。

食べるときはなるべく反対側で噛むなど、
食事にも気をつけるといいですね。

 

まとめ

突然親知らずが痛くなることがあるかもしれません。

抜かなければいけないのか、抜いたらどうなるのかなど、
色々心配なこともありますね。

抜くかどうかは歯医者さんと相談して決めると思いますが
治癒期間や抜歯後の痛みなども含めて、
詳しく説明してもらうといいかもしれません。

親知らずを抜くなんて、一生に何度もあることではありません。
親知らずでお悩みの方に少しでもお役に立てたらうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。