咳エチケットとは?マスクしない人に、周囲はたいへん困っています

さて、突然ですが、みなさんの最近のお困りごとってなんですか?

日々生きていると、小さなことから大きなことまで様々な困難があると思います。

そんな中でも、最近特にわたしたちの生活の脅威となっているニュースがありますよね。

そうです。感染問題です。

新型コロナウイルスの感染拡大が加速し、中国での感染者数は7,700人超え、死者数は2,600人以上となりました。

またアメリカではインフルエンザが猛威をふるい、2020年2月8日時点で死亡者数は1万4,000人にのぼるとの報告もあります。

日本も例外ではなく、街中ではほとんどの人がマスクをしています。

誰かが咳をすれば過剰に反応してしまう、なんていう緊迫感すら漂うこのごろです。

 

ん?咳(せき)?

 

そうなんです、ウイルスの感染拡大が世界レベルで懸念されるなか、咳やくしゃみでにわかに問題になっていることがあります。

それが、“咳エチケットしない人問題”です。

 

咳エチケットとは

咳エチケットとは、新型コロナウイルスやインフルエンザなど、咳やくしゃみが飛び散ることによってうつる感染症を、他人に感染させないために個人が行うマナーのことです。これは厚生労働省でもしっかり定義されています。

具体的には、咳やくしゃみをするときに、マスクやハンカチ、ティッシュなどを使って、口や鼻をおさえることです。

特に人が集まる電車や職場、学校などの場所では、咳エチケットは欠かせません。

 

咳エチケットをしない人、白い目で見られてます

実はこの咳エチケットをしない人が、巷で問題になっているというのです。

東洋経済の電車内迷惑行為ランキング(2019年度)では、咳やくしゃみに関する迷惑行為は6位にランクイン。咳エチケットをしない人たちに、周囲からは冷ややかな関心が集まっています。

ネットでも「マスクもせず激しい咳をする男性、せめて手でおさえて」「電車の中でくしゃみする人ほどマスクしないのなんで?」など、憤りの声が飛び交っています。

「#マスクしろよ」のハッシュタグまでありますね。

 

なんで咳エチケットが必要なの?

マスクをはじめとする咳エチケットがいかに大事かは、これを見れば分かります。

・マスクをせずに咳やくしゃみをすると、ウイルスが2~3メートル飛ぶ

・咳による飛沫(ひまつ)は最長4メートル

・飛沫(ひまつ)すると空中にウイルスが45分残存

・1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルス放出

咳だけで最長4メートル、それが45分空気中に残る。

電車内や職場なんかの密集した場所で、咳エチケットもなしに咳やくしゃみをされて、それが死亡者が出るようなウイルスだった場合は、ハッキリ言って最悪です。まだ免疫力の低い小さなお子さんがいる親御さんなんか、気が気じゃありません。

 

 

というわけで、ここはみなさんで正しい咳エチケットについて見ていきましょう。

 

正しい咳エチケットとは

①マスクを着用する

当たり前と思わずに聞いてください。マスクをつけるときは、鼻からアゴまでしっかり覆い、できるだけ隙間をつくらないようにしましょう。

②ハンカチなどで口や鼻をガード

咳やくしゃみをしそうになったら、速やかにハンカチやティッシュで口や鼻を覆いましょう。
使ったハンカチやティッシュは、すぐにゴミ箱へ捨てることも大切です。

③上着の袖(そで)で覆う

マスクもハンカチもないときは、上着の内側や袖(そで)で覆いましょう。

 

【補足】
手を洗うことでも病原体の広がりを防げます。こまめな手洗いも意識してみて下さいね。

 

咳エチケットの悪い例

“私は咳エチケットしているわ”という方も、実は間違ったやり方で行っているかもしれません。この機会にぜひ見直してみてくださいね。

咳やくしゃみを手でおさえる

いっけん正しいやり方に見えますが、咳やくしゃみをした手で周囲のものを触ると、ウイルスが付着します。電車だと、ドアノブなどを介して周りの人に病気をうつしてしまう可能性が十分にあります。

 

お願い!これだけはやめてください

なにもしないで咳やくしゃみをする

咳やくしゃみをしたときのしぶきは2メートルほど飛ぶだけでなく、しぶきの中には病原体が含まれている可能性もあります。

それに、なにもしないで咳やくしゃみをしたとき、周囲の人たちは黙ってはいても、実はものすごく不快に感じている可能性があります。

私の周りの小さい子持ちのパパママさんも、咳エチケットをしない人と遭遇するたびに、ものすごく気をもんでいます。

 

咳エチケットをしない人の心理とは

世の中で昼夜これだけ感染問題が取り上げられているのに、それでも咳エチケットをしない人は、いったいなぜしないのでしょうか。そんなちょっとデリカシー欠乏気味の人の心理をのぞいてみましょう。

咳エチケットしない人の心理① 共感性が乏しい

共感性とは、他の人の立場になって考える能力のことです。「自分が相手で、もし咳やくしゃみをかけられたら嫌だろうな」という判断が出来ない、だから咳エチケットをしようという気持ちに及ばないのかもしれません。日頃から相手に配慮できているかどうかが、問われるところでもありますね。

咳エチケットしない人の心理② 恥じらいがない

そもそも、咳エチケットができていないということは、かなり恥ずかしいことですよね。しかし、咳エチケットをしない人の心理としては、“自分が平気ならばそれで良い”という考えであったり、“相手にどう思われるかを気にしていない”という心理が働いている可能性があります。それが、「羞恥心のなさ」ともつながるのです。

 

職場で咳エチケットをしない人への対策

①マスクを渡す

職場でマスクをしない人が、なぜマスクをしないか。それには、“面倒くさい”とか“悪いことだと気付いていない”とか、色々な理由があると思います。

もしかしたら、そもそも周りの人を不快にさせているという自覚がない可能性もあります。そんな人には、直接マスクを渡してみましょう。

言いやすそうな相手なら「今感染が流行ってますから…」とかでもいいと思います。ちょっと言いにくい相手には、「大丈夫ですか?マスクした方が楽になると思いますよ」など、思いやりを込めたニュアンスを含むと円滑に運ぶでしょう。なにより、こちらも気持ちよく言えますよね。

また、咳エチケットをしない人の机にマスクを置いてみるのもいいかもしれません。

②上司に頼む

とはいえ直接注意しづらい方は、上司に相談して会社全体、あるいはチームや部署全体で統一してもらうという方法もありだと思います。というか、ここまで感染拡大しているのですから、そうするべきといっても過言ではありませんよね。

 

まとめ

咳エチケットをしない人に憤りを感じている人がいる一方、咳エチケットをしているつもりだったけど間違ったやり方をしていたという人や、本当に悪気なく、今自覚したという人もいるかもしれません。

そんなみなさまにも咳エチケットの大切さが届いたら嬉しいです。

まだまだ感染が波及していきそうな不安もありますが、出来る限りの予防をして、ひとりひとりが周囲と自分の身体を気遣えたらいいなと思います。