最近口臭について色々調べていく中で思い出したのですが、
私のおじいちゃんが朝起きてすぐ歯磨きをする習慣があり、歳を取っても
健康な歯をキープしていたのであるとき昔からの歯磨き方法について聞いてみたんです。
その中でびっくりしたのが、昔は塩で歯を磨いていたんだって!
歯磨き粉とかペーストができる前には普通だったとのことだけど、今も塩で歯磨きをする人はいるみたいです。
私は試したことがないけど、とりあえず凄くしょっぱそう…。
塩歯磨きにどんな効果があるのか、口臭にも効果があるのかもしれないと思い調べてみました。
塩ってどんなことに使う?
まず、塩ってどんなイメージがありますか?
私も考えてみました。
・海
・調味料(いろんな種類がある、天ぷらに合う)
・野菜の下ごしらえ(例:きゅうりの塩揉み)
・食料の保存(例:漬け物、切ったリンゴの酸化防止のために塩水に浸ける)
・盛り塩
・相撲の土俵入り(土俵のお清め)
・家を建てる時のお清め
うーん、これだけでもかなり色んな場所で様々な用途で使われていますね。
昔から、塩は重宝され、様々な場面で使われてきました。
塩は海からいつでも大量に生成することができ、食料の保存、味付けにとどまらず、
”穢れ(けがれ)”を祓うと考えられ、今でもその慣習は私たちが目にするほどに続いていることがわかります。
食物を引き締め色鮮やかにし、”穢れ”を祓うと考えられてきた塩を
「歯の汚れを落とし長く綺麗に健康であるため」に、歯磨き粉として使っていたのは
確かに、発想としてはすごくわかる気がしますよね。
また、味覚としても居酒屋で何かさっぱりしたものを食べたい!と思った時に、
きゅうりやナスの塩漬け、つい頼んじゃいますよね〜。
感覚や慣習として塩の効果に実感はありますが
実際に、塩での歯磨きにはどんな効果があるのでしょうか。
塩歯磨きの効果とリスク
ここでいきなりですが、みなさんへ質問です。
きゅうりに塩を振って板摺り。
もしくはきゅうりを薄切りにして塩揉み、など。
水分が出てきて身が引き締まり、色鮮やかになりますよね。
塩が水分を吸収する(塩分濃度の差による浸透圧で水分が外に出る)ことにより身が引き締まります。
また板摺りや揉むことによって表面の組織が少しだけ壊され
色素が表に出てくることによって色鮮やかになるそうです。
塩の効果としては、水分を吸収することなので
歯磨きに使用した場合には同じように、歯茎が引き締まるような効果は少しあるようです。
また、しょっぱいものを食べたり、梅干しなどを想像するだけでも唾液を多く分泌しますよね!
塩は唾液をたくさん引き出して、より良い口内環境になることも考えられます。
なぜ唾液がたくさん出ると良いかはこちらの記事を読んでみてください。
JK はな あー、喉乾いたー JK リン ホント~。口の中のくっつくし~。早く何か飲もう JK はな タピる ? JK りん い~ね~ !どこでタピろっか […]
しかし!
上記で少し効果があることはわかったのですが、その反面。
歯や口臭にとって、下記のようなリスクがあることもわかりました…。
塩の歯磨きは絶対ダメ?
前述の通り、いわゆるザラザラの粗塩で歯磨きは禁物です。
塩の成分が入ったペースト状の歯磨きであれば問題ないですよ。
歯磨き後のすっきり感を得たい方、塩の万能効果感を得たい方へ向いていると思います。
塩は結局口臭に効果があるのか、というと、唾液を引き出すなど全くないとは言えませんが、
殺菌効果はほとんどなく、口臭への効果は少ないです。
そのため、そのままの塩ではなくペースト状の歯磨き粉のように、
塩の成分の他に様々な殺菌成分や
歯を傷つけずに歯垢を落とす成分などが入っているものを使用することが望ましいです。
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気軽に食べて口の中を掃除して、口臭対策までできちゃいますよ。
まとめ
今回調べてみて、今まで口臭について色々と学んできた分、
なぜ塩だけの歯磨きは、おすすめしないのかよくわかりました。
塩は昔から歴史があるだけに、昔の人の考え方や今に伝わる便利な塩の効果を知りながら、それを新たに分析して活用していく。
まさに「温故知新」って感じで昔のことから新しい知識や見解を見つけ出すことって大事ですね。
自分の求めているものに対して、学んだ知識を応用して自分に合う口臭ケアを見つけましょう!