痰の臭いや色が気になる?もしかしたら重大な病気の症状かも!

  • 2020年1月17日
  • 口臭
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あ、あーあーーー

 

さやか
どうしたの?

 

うーん、なんか喉の調子が。咳も出るし。

 

さやか
風邪がなかなか治りきらないね。

 

咳風邪をひいた彼。もう治りかけだけど、咳と痰がまだちょっと残ってるみたい。

 

んー、しかも痰がなんか緑色で臭う気がするんだよね。

 

さやか
臭う?!

 

その一言に匂いマイスターの私はスイッチが入りました。

 

さやか
どんな臭い?口臭とは違うの??いつから???

 

圧がすごい!

 

さやか
ごめんごめん、気になって!

 

まぁ、風邪のせいだろうし気にしないでおくよ。
さやか
えぇぇ、気になるよー!!

 

彼は「風邪だからすぐ治る」とどうでも良さそうだったけど、匂いマイスターの私はとっても気になる!
というわけで、今日は痰の臭いについて調べてみました。

痰とは?

痰は肺に入ってきた異物を体外に出すために作られます。そのため痰の中には異物であるウィルス、埃、細菌などが含まれています。
痰は風邪などにかかっていなくても、1日で50-100ml程度あるのが普通です。

痰には、この細菌やウィルスなどへの抗体も含まれていて、これらが肺に侵入しないよう働いています。
汚いイメージのある痰ですが、正常に痰が作られないと、肺にウィルスなどが入り込み肺炎や気管支炎などを引き起こします。

痰の種類

痰の種類 形状や色、臭いなどの特徴 関連する主な病気
膿性痰 粘度が高く膿が混じった緑色や白っぽい痰、臭いがする 慢性閉塞性肺疾患、気管支拡張症、誤嚥性肺炎
粘液性痰 粘性で無色もしくは白っぽい痰 慢性気管支炎、肺気腫、喘息
血性痰 血が混じった痰で赤褐色 肺がんや肺梗塞、肺結核
漿液性(しょうえきせい)痰 粘度の低い、泡交じりの透明な痰 気管支喘息、肺水腫、肺うっ血

これらの痰は風邪のほかにも色々な病気のサインや症状である場合があります。
今回は嫌な臭いのする膿性痰に焦点を当てて調べていきます。

痰の色、見た目、臭いでなんの病気かわかることがあるんだね!
さやか
病院に行くときは、どんな痰がどのくらい出るか伝えるとGOODだよ!

 

膿性痰

細菌やウィルスに感染すると、粘性が強い緑色や白色の膿性痰になります。
この膿性痰は強く臭う場合があります。
この痰が出た時にどのうような病気の心配があるか見ていきましょう。

風邪

ウィルス感染して起こります。咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、発熱などの症状が起こります。
特効薬はないので、症状を緩和できる薬を処方してもらいゆっくり療養しましょう。
よほど長引かない限り、重症化の心配はありません。

慢性閉塞性肺疾患

長期の喫煙や、長時間有害物質にさらされる事が原因で起こる病気です。
「肺の生活習慣病」とも呼ばれています。気道や肺に炎症を起こし、肺の構造が変化して、咳や痰、息切れなどの症状が出ます。
進行が緩やかなため、気づいたら症状が悪化している場合があるため注意が必要です。

長期の喫煙、または喫煙者がそばにいる人で、息切れ、慢性的な咳や痰、呼吸音がゼーゼーとなる場合は、一度病院にかかることをおすすめします。

気管支拡張症

気管支が何らかの原因で拡張してしまう病気です。一度拡張すると元に戻りません。
さらに拡張した部分に雑菌などが入りこみ、感染・炎症を起こします。
この感染・炎症に伴い血管が増え、血痰や喀血をきたす場合があります。

症状は、慢性の咳、膿性痰が特徴的で、感染が加わるとさらに痰の量が増えます。
気管支拡張症は風邪やインフルエンザなどの感染症が原因でさらに悪化します。
呼吸困難も引き起こすので、インフルエンザシーズンや冬季は予防を心がける必要があります。

誤嚥性肺炎(嚥下(えんげ)性肺炎)

通常嚥下(物を飲み込むこと)すると口から食道を通り胃に入っていきます。
しかし嚥下機能低下により、口から気管へと入ってしまうことがあります。
これを誤嚥と言い、誤嚥すると食べ物と一緒に細菌などが、気管支や肺に入り炎症を引き起こすのです。

症状としては、咳や膿性痰があげられます。
またお年寄りだと、これらの症状が現れず、いつもより元気がない、ぼーっとしている、食欲不振といった症状だけの場合があります。
見た目にはわかりにくい病気なので、何度も誤嚥している人は胸部レントゲンを撮り、診断します。

食事の時に、よく誤嚥したり、食後に痰が増えるような人は要注意です。体調不良になった場合は病院に行きましょう。

肺化膿症(肺膿瘍)

肺に強い炎症が起こって空洞ができ、そこに膿が溜まる病気です。
特に抵抗力が落ちている人に発症しやすい病気です。
免疫低下の薬を飲んでいたり、結核にかかったことのある人は、肺の抵抗力が落ちていて、かかりやすいと言われています。

症状としては寒気、高熱、咳、痰です。痰は腐ったような臭いがし、血が混じっていることがあります。
病気にかかった始めは風邪と似た症状なので、なかなか診断が難しい病気です。数週間以上かけて進行するので体重減少などで発覚します。

虫歯を放置していると、誤嚥した際に細菌が肺や血液に入り発症します。口内を清潔にして虫歯などの治療を行いましょう。
そのほかにも免疫が低下しているとかかりやすいので、規則正しい生活をおすすめします。


いくつかの病気の可能性を取り上げましたが、これはほんの一部です。
また、これらの病気は合併症を引き起こすことがあり、重症化するケースも多々もあります。
もちろんただの風邪で終わるケースが多いでしょう。
ですが、長く続くようなら内科や呼吸器内科の病院に一度かかることをお勧めします。

うーん、ただの風邪ってことが多いと思うけど、こうやってみると怖い病気が多いね。
さやか
うん、咳や痰の原因を風邪だと思って長く放っておくと良くなさそう。今度から熱だけじゃなく痰にも注視しとかなきゃだね。

 

病気を予防するには?

最初にも書いた通り、痰は肺や気管支を病気から守ってくれる存在です。
痰の働きやすい環境を作って病気を予防しましょう。

痰の生成は加湿が大事です。冬など喉が乾燥している場合は、加湿器などを使って湿度を上げましょう。
特に、寝ているときはウィルスや細菌が入り込みやすいので、寝室の加湿は重要です。
また湿度を上げることは、痰の生成以外にも繊毛(喉の免疫機能)の働きも良くするため、細菌などに感染しにくくなります。

痰は汚いイメージがあるかもしれませんが、体を病気から守ってくれる大切な機能です。
また、病気の発見にも繋がる重要なものでもあります。痰の色や臭い、量が気になる場合はすぐに病院へ行きましょう。

膿栓(チーズのような白い球)を痰と勘違いすることも?

膿栓とは臭い玉とも呼ばれ、咳や痰とともに口から出てくることのあるチーズのような白~黄色い球です。
潰すとともて嫌な臭いがして、しばしば痰と勘違いする人がいます。

これは喉の奥にある扁桃線が口や鼻から入ってくる細菌やウィルスを退治し、その死骸や食べ物などが固まってできたものです。
免疫機能が働いている証拠なので、病気ではありませんので、安心してください。

気になるからと、無理やり膿栓を取るのはやめましょう。扁桃炎になったり、膿栓が増えたりする場合があります。
膿栓は潰さない限り臭いはせず、免疫機能が働いている証拠です。だれでも口の中にあり、通常は食べ物と一緒に流されます。
膿栓は口臭がするような口内環境が悪化している人に多く見られます。
膿栓を作りたくない場合は、口内環境を良くし、生活を改善しましょう。

膿栓(臭い玉)については、こちらの記事に詳しく書いてます。

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口の中にそんなのあったら嫌だよ~

 

さやか
どうしても気になる人は、耳鼻咽喉科・口腔外科なんかで取ってもらうようにするしかないね。
口内がそのままだとまた溜まってしまうから、口内を清潔に保っておく必要があるよ!

 

いつでも、なんでも、清潔って大切なんだね。
さやか
健康の基本の1つなのかも!

 

まとめ

痰はウィルスや細菌から肺や気管支を守っている
痰にはいろいろな種類があり、呼吸器系の病気などの診断材料
痰の量が多い、臭いがする、長く続くなどがあれば病院へ

痰って思ったより重要なんだね。

 

さやか
うん、外敵から肺を守る凄い機能だよ!

 

痰の種類によってはいろいろな病気の可能性があるのは驚いたね。
しかも肺炎とか重い病気に繋がってることもあるなんて!

 

さやか
冬は加湿して、しっかり痰に働いてもらわなきゃね~。

 

うん、予防は大切だよね!

 

さやか
さ、今日は喉にいいお鍋調べて作ったよ~、たっぷり湯気で湿気も十分!
美味しそう~!作ってくれてありがとう!いただきます!

引用 cookpad