汗をかきすぎて困ったことありませんか?
高校の時、友達が毎日よのうに「手汗がひどくてさぁ……」
と言って、タオルをいつも手に持ち拭いていました。
「何でそんなに手だけに汗が出るの?」
と聞くと
「私もわかんないんだよ……」
と言っていました。
気になるほどの経験がない私には助けてあげることも出来ず、手汗のこともわからなかったのです。
その友達は手汗をとても気にしていました。
友達は、授業中もすぐ拭けるようにタオルを机や膝の上にいつも置いてありました。
ハンカチならポケットに入るけど、タオルをいつでも持ち歩くのは邪魔だし、面倒ですよね。
しかし、そうせざるを得なかった友達はとても大変そうでした。
汗ってどうしてでるんでしょう?
友達のように困ってる人もいる多汗症の原因をまとめました。
これを読んで手汗の原因を知り、不安を少しでも解消してもらえたらいいな!と思います。
汗はなぜ出るの?
汗が出る状況はみなさんも同じだと思います。
- 気温や湿度が高い日
- 運動の後
- お風呂やサウナの後
- 熱いもの辛いものを食べてる時と食べた後
など、身体の外からの刺激で汗が出ますよね。
また、同じスポーツを一緒にやっていたとしても汗をかくタイミングや量は人それぞれです。
学生時代、運動系部活動をしていた時のことです。
ペアを組んで練習をしていたのですが、相手は汗っかきで練習を始めるとすぐ顔に汗がにじみます。
しかし私は代謝が悪くすぐに汗をかかない体質だったので、指導する先生に
「サボってんじゃねー!」
とよく怒られていました。
同じことをしているのに、私だけ怒られてしまい、可哀想でしょ?なんちゃって。
運動やお風呂以外にも「手に汗握るほど興奮した」なんてよく聞きますよね。
- 緊張している時
- 興奮している時
- 驚いた時
- 不安な時
私は、“ 大勢の前でステージに上がって話をする ” という事をしなければならず、今までしたことのない緊張で心臓はバクバク、手は冷たいのに汗をかいていました。
その後話を終えステージから降りると、心臓のバクバクは治まり手汗はウソのようになくなっていました。
ピタッと湿り気がなくなるんですもの、人間の身体って不思議ですよね。
でも、なかなか落ち着かずハンカチやタオルがビチャビチャになるほどの量の汗が出てしまう人もいます。
このように汗は、気候や運動やお風呂や食べ物など外からの刺激で出る汗と、興奮や緊張など内側からの刺激で出る汗があります。
外からの刺激の汗は体温が下がれば出なくなるし、内側からの刺激の汗は心が落ち着けば治まりますよね。
また、汗には大切な役割もあります。
- 体温調節をする
- 取り過ぎた塩分を出す
- 手足の滑り止め
- 微生物を排出する
という身体のための機能が備わっているのです。
ここ数年温暖化現象のせいで夏の間には猛暑だの酷暑だのと毎日のように耳にしていましたよね。汗をかく必要性をとても感じました。
では、なんでそんなに汗が出るの?というくらいの量の発汗がある人の汗、それは病気なのでしょうか。
多汗症とは(汗の量が異常に多い)
私は暑さには強い方ですが、この夏の暑さはクーラーなしでは過ごせないほどの日が何日もありました。
その暑さ対応をする身体の代表的な機能が発汗です。
しかし、その調節に必要な発汗量ではなく、普段の生活を邪魔するほど全身または手・足・脇・顔などに大量に汗をかいてしまうのが、近年やっと疾患だと認められるようになった『多汗症』という病気です。
なんで最近やっと病気として扱われるようになったの?!友達は高校生の頃に悩んでいたのに!と少しイラッとしちゃいました。
困るほどの汗をかいてしまう多汗症には全身のものと、身体の一部のものとあります。
全身性多汗症
分かっている原因は
- 内分泌代謝異常
- 循環器系疾患
- 急性リウマチ
- 生殖器系障害
- パーキンソン病
- 結核
- 糖尿病
など、と言われています。
まさか病気が関係しているとは知りませんでした。糖尿病は今や良く聞く珍しくない病名で予備軍もたくさんいるそうです。
また、ホルモンバランスが乱れるのも原因の1つとされています。
局所性多汗症
全身ではなく、身体の1部にだけ大量の汗をかきます。
- 顔
- 手(手のひら)
- 脇
- 足(足の裏)
先日、学生時代の男の先輩に偶然会って立ち話をしていたら雨が降ってきちゃったので近くにあった喫茶店に入ってお茶をしました。
楽しい時間だったのに自覚はなかったけどずっと緊張していたみたいで脇の下の服が濡れていました。
私の場合は脇でしたが、友達の様に手に発汗する人もいます。
手汗(手掌多汗症)について
手汗は『手掌多汗症』といって、発症は幼児期や思春期・青年期、10代後半~30代までに多いです(女性にやや多い)。
友達の悩んでいた時期は高校時代なのでビンゴですね。
では、手汗にはどんな特徴があるのでしょうか。
特徴
- 短時間に発汗
- 10:00~18:00の時間帯に症状が出る
- 寝ている間には症状はみられない
- 蒸し暑い時期で体感温度が高いと増加
確かに、緊張している短時間だけ湿ってるなぁという経験をした人も結構いるのではないでしょうか。
でも、手のひらのどこから汗がでるのでしょう?
ご自分の手のひら(掌)を見てください。
シワがたくさんありますよね。このシワとシワの間に “ 汗腺 ” という汗を出す細い管があり、そこから汗が出ます。
私の湿ってるなぁくらいの状態と、同級生のタオルで拭くほどの状態では何が違うのでしょうか。
症状
軽症:一時的に「湿っぽいなぁ」と感じるくらい
重症:汗が滴になってポタポタとしたたり落ちるほど
軽症と重症ではかなりの差がありますね。
重症の症状が続き、呼吸が苦しい・動悸がする・咳が出るなどがあり、気になる時は受診することをオススメします。
有難いことに、寒い時期で体感温度が低い時の症状は少しになります。
少しでも楽になる、気にならない時間があって良かったですね。
気にならない時間があるのは良いけど
「将来子供を産んだら、その子も同じ症状が出たら可哀想……」
そう考える人もいると思います。
多汗症という病気は遺伝はするのでしょうか。
遺伝について
確定された解析結果というものは、今はまだありません。
しかし、染色体Dという遺伝子の中の1部で『疾患遺伝子あり』と予測をしているそうです。
多方面で取り扱っているみたいですが、まだまだ研究中で見つけている最中だそうです。
色々な技術や科学が発達している今なら、1秒でも早く原因究明して、世の中に発表して、速効性のある薬など対策も売り出して欲しいですよね。
そうなれば、悩みを持っている人ももっと明るく楽しい生活を送れるようになるんですから、そんな未来が待ち遠しいです。
薬ではないけれど、今は手汗対策クリームとしてこのような商品もあります。私の学生時代にあれば友達に教えてあげたらなぁと思います。
手汗で悩んでいるなら1度「テサラン」を試してみてください。
楽天・Amazon・ヤフーショッピングでランキング1位を獲得してるのは伊達じゃない!
お肌にやさしい成分だからお子さんや妊婦も安心して使えるのもイイですね。
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まとめ
汗をかくということは、身体にとってはとても重要なことですが、生活に支障が出るほどの大量の汗をかくのは病気だということが、調べてみてわかりました。
それから、違う病気が隠れているかもしれないので気になる人は1度医療機関へ行って医師に相談してみてください。
なんと、手汗は自然治癒することが多いそうです。
友達は治っているのかなぁ?
しかし、いくら自然治癒するからといっても、カフェインの摂り過ぎとタバコからのニコチンの摂り過ぎが多いと神経を興奮させる成分が多く含まれているので手汗だけでなく全身の多汗症に繋がるかもしれません。
コーヒーをたくさん飲む人、ヘビースモーカーの人はお気をつけ下さいませ!
また辛いもの熱いものの食べ過ぎからなる食生活の乱れも『味覚性多汗症』になる恐れがあります。
これも手汗に繋がるのかもしれない、そう思います。
辛いものが好きで食事の度に一味唐辛子や山椒をかけて食べている私にはとても困るので、気を付けたいです。
いくつか上げた多汗症の原因の中の、緊張や不安などは、何がもとで緊張しているのか、何について不安なのか、自分で気が付かないこともあるので、周りの人に聞いてみることも大切ですよ。
私が手汗をかいた経験をしたステージでの緊張のように良い緊張や、話題になったラグビーのような結果が良かった興奮もあるので悪いことばかりではないですが、不安やストレスは良くありません。
悪い緊張や興奮、不安とストレスはそのままにせずに解消し、辛いもの熱いものを食べ過ぎないようにするなど食生活に気を付けて、多汗症が改善され、手汗にも悩まされることなく楽しく快適に過ごせると良いですね。