突然ですが、皆さんに質問です。
お客さんに直接手で触れる仕事にはどんな職業があるでしょうか??
3秒以内に答えてください。
チッ、チッ、チッ。
はい、時間です。
さて、どんな職業を思いつきましたか??
正解は、
看護師
美容師
エステティシャン
などがありますね。
もし他の答えを思いついていた方はぜひ教えて下さいね。
私がなぜこのような質問をしたかと言いますと、
看護学校に通っている女性からこんな相談をされたのです。
実習で病院で患者さんに触った時に
「緊張してるの??手汗がひどいんだね。」と励ます立場なのに心配されて恥ずかしい思いをしたり。
同期の友達から「その手汗やばくない??手汗を治さないと患者さん不快になるんじゃない??」と厳しいことを言われたり。
自分でもどうしていいか分からなくなって悩んでいた時に、このサイトを知って相談されたのです。
こんな悩みを抱えた女性を救うために、私の調査魂に火がついたのです。
今回、手汗と自律神経の間にどんな関係があるのか??緊張やストレスを解消する方法についてお伝えしますね。
どんな時に汗をかくの??
汗のかきかたには3つのパターンがあります。
・温熱性発汗
・味覚性発汗
・精神性発汗
この中で手に汗をかきやすいのは精神性発汗になります。
精神性発汗とは、緊張やストレスなど精神的に負担がかかった時に出る汗で手や足の裏、脇の下など特定の部位に集中して出てきます。精神的負担がなくなると汗が止まるのが特徴です。
精神的負担を与えるのは自律神経の影響があります。
自律神経ってどんな役割があるの??
自律神経は内臓の働きや体温、血圧などを調節する役割があります。自分の意思とは関係なく24時間働き続けている神経になります。
自律神経は
・交感神経
・副交感神経
の2つに分けられます。
交感神経は機能を促進、副交感神経は抑制する働きがあります。
例えば、
心臓では交感神経が働くと心拍数が増え、副交感神経が働くと心拍数が下がります。
私も会社の会議で話をする時は、いつも心臓がバクバクしています。終わるとバクバク聞こえた心臓の音が止まっているというのはよく経験します。
汗はどうでしょうか。
汗は交感神経が働くことによって出てきます。汗は体温調節の働きがあるので体の中に熱がこもった時に外に逃がす役割があります。
また、緊張やストレスがかかると交感神経の働きが強まり汗が出てしまいます。
この緊張やストレス、生活習慣の乱れから自律神経のバランスが崩れてしまうと身体に様々な不調や症状が現れます。これを自律神経失調症と言います。
自律神経失調症とはどんな病気なの??
自律神経失調症には身体的症状と精神的症状があります。
身体的症状には
・慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、発汗、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感
精神的症状には
・イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる
などがあります。
原因は
・生活リズムの乱れ
・過度なストレス
・環境の変化
・女性ホルモンの影響
があります。
自律神経失調症以外に手汗をかく原因は??
自律神経失調症以外に手汗をかく原因には
・多汗症
・バセドウ病
・更年期障害
などの病気が考えられます。
多汗症
多汗症とは自律神経の不調が原因とされていますが緊張やストレスから出る汗とは違い、常に多量の汗をかく病気です。
多汗症かどうかこちらの記事でチェックできます。
みなさんは、手にかく汗の量が多くて、困った事ってありませんか?
私の友人はまさに手汗の事で、とても悩んでます。
もともと夏でも普通以上に、汗をかいていたし、仕事で緊張する場面に直面すると、顔にものすごく汗をかいたり、書いていた書[…]
バセドウ病
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて甲状腺機能が亢進する病気です。
甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を高めるので体の機能が活発になります。
体の機能が活発になると疲れやすくなったり、汗を過剰にかいたり、動悸や便秘などの身体症状やイライラや不眠、集中力の低下などの精神症状が出ます。
更年期障害
40~50歳台の女性で女性ホルモンが低下するのに伴い、ほてりや発汗、めまいや動機などの身体症状や気分の落ち込みなどの精神症状が出る状態です。
更年期障害はこちらの記事でも詳しく書いてます。
私には、同期入社の絵里子という友人がいます。 別の部署ですが、同い年ということもあり、とても仲良くしています。 ある日の午後、絵里子が私の職場へやって来ました。 さやか あら、絵里子、どうした[…]
手汗対策はどうしたらいい??
手汗対策には以下の方法があります。
・緊張やストレスを解消する。
・制汗剤を使う。
・病院を受診する。
緊張やストレスを解消する。
リラックスをすることが大切になります。
でもリラックスをしようと思っても意識すればするほど難しいですよね。
そこでリラックスするには以下の方法があります。
・自律訓練法
・筋弛緩法
自律訓練法
自律訓練法とは、1932年にドイツの神経科医のシュルツによって体系化されました。シュルツは1920年代の科学的な催眠に誘導された人が、腕や脚の温かさをしばしば報告するという事実から、その感覚を自己暗示により生じさせ、催眠状態をつくることを考案しました。自分自身でいつでもどこでも行えるという良さがあり、種々の効果が実証されている心理生理的訓練法です。
引用:日本自律訓練学会
実際の方法はこちらの動画を参考にしてみてくださいね。
筋弛緩法
筋弛緩法とは筋肉の緊張と弛緩を繰り返し行いながら身体のリラックスされる方法です。
実際の方法はこちらの動画を参考にしてみてくださいね。
他には映画を見て感動することも気持ちを和らげるのに効果的です。
寝る前にハーブティーを飲んだりするのもリラックス効果が得られますよ。
制汗剤を使う。
色々な制汗剤がありますが、私はテサランをオススメします。
テサランは手汗が出る前にしっかりと塗ることで長時間手がサラサラな状態を保つことができます。直接お客さんに手で触れる職業であれば、手汗を気にせず集中して仕事に取り組むことができます。
また、無添加のもので作られているので、肌に優しく手荒れもせずに安心して長期間使い続けることができます。
色んな制汗剤を使ってみて効果を感じられないと思った方は、一度お試ししてもらいたいです。
手汗で悩んでいるなら1度「テサラン」を試してみてください。
楽天・Amazon・ヤフーショッピングでランキング1位を獲得してるのは伊達じゃない!
お肌にやさしい成分だからお子さんや妊婦も安心して使えるのもイイですね。
しかも「テサラン」は効果に自信があるからこそできる『全額返金保障』。効果に満足出来ない時は、使い切った状態でも商品代金が返金してもらえます。
病院を受診してみる。
自分で対策をとっても改善が難しい場合は、まずは皮膚科の病院で医師に相談して適切な治療を行う必要もあります。
まとめ
・手汗は緊張やストレスなど精神的負担が影響している。
・精神的な負担を与えるのは自律神経の影響がある。
・自律神経が乱れると「自律神経失調症」になる場合がある。
・自律神経失調症は発汗、ほてりなどの身体的症状、イライラや憂鬱感などの精神的症状がある。
・多汗症、バセドウ病、更年期障害でも手汗をかくことがある。
・手汗対策には、制汗剤の使用や自律訓練法・筋弛緩法などがある。
・自分で対策をしても改善しない場合は皮膚科に行って相談してみる。
緊張やストレスで手汗が出て困る場合には参考にしていただけたら嬉しいです。